とある網戸屋の独り言 - orneradminさんのエントリ

実に3週間ぶりのブログ更新です。

ついに睡眠時間が4時間を切り、早朝からの作業が続く毎日。

気が付けば6月ももう中旬。とにかく忙し過ぎであることは確かだ。

こちらは5月のお客様。千葉県某所の新築一戸建ての純正網戸納品後の写真。

そもそも何故新築一戸建てにメーカー純正網戸を納品に拘っているか、その理由はあまり気が付かない部分なんですが、せっかくのご新居ですから。

 純正網戸で納品の1階リビングの網戸です。
昨今ではペアガラスにされるのが当たり前の一戸建て事情。

1階リビングや和室。2階に必ずある洋室のベランダ窓。これらは皆中桟のない1枚ガラスです。

社名の変わったT社は選択のもののそれ以外のメーカーは基本掃出し窓の標準網戸は写真の様な中桟なしの網戸が普通。

窓の縦桟（框）と同じ幅の丈夫な框を使った網戸になるんです。

おまけにどちらのメーカーも網戸外側には手をかけるための取っ手まで付いている。

 お隣の新築には既に網戸が付いていました。

ハウスメーカー経由のオプションで購入された網戸には・・・

写真の通り中桟があります。
縦の框は残念ですが細い。

ここがポイント。
弊社が純正網戸に拘る理由。

わかる方にはおわかりいただけますよね？

サッシ外側に取付けした外付け網戸の例です。

外付け網戸の場合は2種類の納め方を行います。実際にはサッシ毎に判断していますので、これもまたブログで文章表現が難しく、実際の下見採寸の際に判断とご説明になります。

写真は下にレールを外側に取付けして納めた例で上はレールを取付けしていません。上はサッシの外側にある脱落防止のためにあるレールを網戸レールに流用して金具で止めてあります。

当然引違い網戸ですので左右に可動できる網戸での納まりになります。

写真はレール取付け前の下部アップです。

団地や公団系などの古いサッシにあるレールのないサッシ。

日軽の古いタイプでしたが、不思議と補強桟のないケースでした。

普段は団地での外付けは原状復帰の問題から取付けをしないのですが、こちらは先週納めた現場で、都営住宅でも外付けの許可が出た団地。

レール取付けの方法も現場判断でビス止めか否かを判断しています。

こちらは先の外側への網戸ではなく内付け網戸にした場合の例です。

サッシ外側に25ミリの縦補強桟があります。そのままでは外側に網戸を取付けできない構造になっています。

サッシメーカーも団地仕様だと様々。
元々公社系に多かった近畿車両のサッシはほとんどが外側にでっぱりがあって、昔の固定網戸が部屋から見て右側に固定取付けの仕様。

ここに数年前までは袋型網戸と呼ばれる網戸を取付けしていました。今ではご提供もしていません。

内付け網戸は部屋内側の木部額縁へレール取付けで引違い網戸を取り付ける方法。原状復帰も木部額縁ならほとんど問題にならない。カーテンレールが取付けされている木部を額縁と呼びます。

掃出し窓や腰高窓でも、納まりが左右の違いでもレール取付け方法が異なりますが、ブログで表現するのは難しく、詳細は下見採寸の際にご説明いたします。

団地に取り付ける網戸は様々です。

ＵＲ賃貸やトミンハイム・コーシャハイム・ＪＫＫ借り上げのマンション等、比較的に網戸取り付けがしやすい建物と、旧公社系・都営住宅や区営住宅等、築年数が経過している団地では事情が異なります。

写真は下にだけレールがあるサッシに納めた持出し網戸です。

サッシ外側はフラットで網戸取付けも問題なく対応できるサッシで、上のみ持出し金具で取付けとなった例です。

物件の取付け例ではなく、サッシ構造別に取付け網戸のご紹介でもしてみようかと思います。

世田谷区用賀。

三本杉陸橋脇のマンションに網戸取り付けです。
先週のことなのにもの凄く前のことに感じる。

マンション1階の角部屋でした。古い網戸が内付けになっていたのですが、こちらのサッシなら外側に取付けができました。

元々網戸を工事した方はなぜ内付けにしたのだろうか、不思議でならない。
多分持出し網戸そのものを提供できないからなのでしょうが、基本的に外側に取付けできないサッシなら内付けもわかります。

後日同じマンションの別室のご注文も追加でいただきましたが、もの凄いスケジュールが沢山でまだお伺いの予定すら立たない状態。

今年の夏は節電で網戸需要も例年の数倍。

気が付けばまたブログ更新も1週間していない。

毎日の多忙で睡眠時間もついに数時間になってしまった。
決まって朝は4時過ぎに目が覚める。

江東区東雲。
Ｗコンフォートタワーズに網戸取り付けしたのは5月19日だった。
もう1週間が経つ。

写真は取付け前のテラス窓。リビングには片引き窓が、洋室には両引き窓がある。今回はそれぞれに横引きロール網戸を取り付けた。

洋室にある両引きタイプの引違い窓。取り付けた網戸も横引きロール網戸の両引きタイプ。

こちらの高層マンションはサッシはステンカラー。
今回は網戸枠も同色のステンカラーにした。

サッシとの一体感はやはり同じ色だから。
後付とは思えない程の違和感ゼロの網戸となりました。

 写真はＵＰしませんが、リビングは片引き窓なので可動する窓側に横引きロール網戸の片引きタイプを納品しました。

サッシ面付け対応で取り付けてあります。サッシ面には基本ビス止めをしたくない。

 洋室の腰高窓にある引違いには小窓用の横引きロール網戸を納めてあります。

小窓用は下枠のある網戸ですが、ファスナーが横桟に納まるので、プリーツ系網戸の様な隙間もできません。

高層マンションへの網戸納品がここから続くことになります。

江東区豊洲。
こちらはザ・シンボルの網戸

連日のザ・シンボルに取付けですが、今回のブログはお住いの方ならわかるであろう窓部分の施工方法をアップします。

こちらはテラス窓。

ザ・シンボルの場合は片引き窓ですが、サッシ面付けができないので横引きロール網戸は両引きにて施工します。

額縁はお部屋により下地が違うザ・シンボルです。下地処理も行って取付けますが、詳細は弊社からのお見積に記載しますのでよろしくお願いいたいます。

こちらはリビングの縦すべり出し窓用に取付けのロールアップ網戸です。

お住いの方ならお分かりでしょうが、プランにより縦すべり出し窓は２タイプあります。

写真は７０タイプのお部屋でサッシ内側がフラットな縦すべり出し窓です。

８０プランですと額縁がある縦すべり出し窓になっていますが、７０には額縁がありません。

チェーンコード方式で納品します。
カムラッチが右と左勝手になっていますので、取付け場所により左右勝手を変えてご提案しています。

サッシ枠のブラックに合わせて同色で施工します。

 フラットな縦すべり出し窓に網戸受け部分になる下部額縁です。

実際のリビングの窓部分をご覧になって比較していただければお分かりいただけると思います。

サッシ同色なので全く後付には見えませんよね？

詳細は弊社お見積に記載しますのでよろしくお願いいたします。

ザ・シンボルにお住まいの方向けのご案内でした。

江東区豊洲。

知る人は多いこちらの高層マンション。
写真はザ・ツインのテラス窓。

この週はとにかくここ豊洲に毎日下見と納品が続いている。
世帯数から考えれば当然ですが、ザ・ツインは既にご入居されてしばらく経っているのでお問い合わせも大変多くなっています。

サッシはブラック。ザ・シンボルと同じですよね。

片引きのテラス窓です。

 片引きテラス窓に取付けた横引きロール網戸バリアフリータイプです。

下枠は当然ありません。
こちらの管理会社のＳ社さんではオプションの網戸はプリーツ網戸。

それも下枠のあるプリーツ網戸をハイサッシに取り付ける見積もりですよね。

部屋内の色に合わせて網戸枠はホワイト枠。
写真は左側の可動桟を半分引いた状態です。
両引きの網戸ですので反対側にもこれと同じものが付いています。

両引きタイプは真ん中で合掌して合わせになる網戸です。

下枠なしのバリアフリーなら出入りする場所にピッタリです。

 網戸を取り外した状態です。

簡単に外れるのでお掃除も簡単です。
広げて拭き掃除。

プリーツ網戸ではこうは行きません。
外せるのは横引きロール網戸だけ。

足立区のマンション。

ベランダになっているテラスドアには珍しい不二サッシのプリーツ網戸。
テラスドアに付いているプリーツは不二に限らず額縁面に枠付けで取付けされている。

トステムの収納網戸は多く見ますが、こちらは不二サッシ・・・・でも本当はこれはアルマーデのＯＥＭです・・・

写真は既に破れたので網を完全に取り外した後で枠だけ残されたプリーツ網戸。

今付いているプリーツ網戸はどちらのお客様も同じでしょうが、下枠があるタイプですよね？
出入りする場所なのに下枠があって、つまずくし危ないのに・・・・・

 交換取り付けしたバリアフリーの横引きロール網戸です。

サッシ枠はブラックだったので今回はブラック枠。
網はブラックとグレー選択ですが当然ブラックです。

下枠のないバリアフリータイプなので安心です。
取り外してお掃除もできるタイプです。

プリーツはお掃除もできないので不評ですがこれなら安心で使いやすいですよね。

江戸川区南葛西。

休日は子供達が沢山集まるだろう「虹の広場」
江戸川区野球場もある大きな公園です。

雨の平日だったこの日は寒い感覚。

葛西周辺はＵＲやＪＫＫの建物が多い場所。
先週は北・西・南葛西とあちこちに納品でした。

ＪＫＫ管理物件はマンション全体を借り上げているんでしょうがとても綺麗な物件も多くて一見判断付かないところも多いですよね。

ベランダの掃出し窓。

廊下には一般的には面格子が付いていますが、古い団地などでは外さないといけない場合も多いのですが、これがとっても大変。

マンションなどでは網戸を入れる隙間もあってそのままつけられるケースも多いのですが・・・・

ＵＲなどはほとんどそのまま取付けできます。

今日も不二サッシのプリーツ網戸を普通の引違い網戸に交換です。

先週１週間では少なめの４５面。
でも掃出し窓４５面分の交換した引き取り処分のプリーツ網戸・・・・
処分も大変です。

この網戸、本当にいいことない網戸だよなぁ。

網を外すのも面倒だし切ればいいけど邪魔臭いワイヤーが絡むから。
特許品だしその当時は最高だったんだろうけど、複雑な構造だから壊れると思いません？

やっぱり何事もシンプルが一番。
張替も普通にできる網戸が一番。

最近では交換１面２０分位で作業終了です。
どこのマンションでも同じですが、メーカー潰れちゃってるし対応も最悪だしお困りですよね。

まとめて修繕受け付けようかな。

千葉県松戸市。

外壁の修繕工事中の建物でした。
ビルサッシなのにレールがある。
元々は網戸が取付けされていたのでそのまま新しい網戸に交換となりました。

修繕中とあって1階の入り口には張り紙があって
「網戸は自己責任で外して保管してくれ」と書いてある。

マンションの場合、網戸の取り扱いも様々。
一応共有部分になるんですよね。サッシ外側なので・・・でも自分の網戸・・・
勝手に作り替えもＮＧだとか言うマンションもあったなぁ。

午前中埼玉県さいたま市の南区から江戸川区、世田谷区と移動してここ品川区に戻った。

特出すべき点は特にないけど何となく幅１２００もある特寸サイズの持出し網戸を納品したので写真を撮った。

マンションで高さのあるハイサッシには見かける幅広の窓でも、こちらは高さが１８００で幅が１２００とは何とも変則的なサッシ。

６階建てなんですが、もしガラスが割れたらどうやって窓を納品するんだろうな。

だってエレベーターは幅ありすぎて乗らないし・・・・
結構ありますよね。そんなマンション。
私はガラスはやらないからいいけど大変だろうなっていっつも思う。
階段を段かつぎしながら障子を運ぶ姿・・・・想像もしたくないな。

こちらの現場は考えればもう１週間以上前だった。

集合住宅にお住いの方からのご依頼が多い中、一戸建て住宅はやはり古くなった網戸の作り直し。

木造住宅の場合はサッシの歪みも集合住宅に比べて大きくなります。

こと写真の様な４枚建てですとどうしても中央部分のサッシ下が下がってしまう。

結果両サイドに比べて中央部分で網戸が外れることになりますね。
ある程度は網戸の許容範囲もありますが、片方だけ外れてしまう場合など、ケースバイケースで対応しています。

今回は片方だけ戸車を特殊タイプに変更して外れない網戸で納品しました。

５月１３日の金曜日。
もうあれから５日も経っている。時間の感覚が全くない。

多忙の毎日でブログ更新も全くできない。
寝る時間がないこの数日平均睡眠は４時間程度。何やってるんだろうなぁ。

お決まりの不二のプリーツ網戸を交換です。

埼玉県戸田市のマンション。

プリーツ網戸の寿命は使用頻度とお手入れや調整で変わるのですが、平均５年程度でしょうが、こちらは何と１年で１度交換されたとのこと。交換後の網戸ですがやはり縦に裂けて使用不可能。

交換後の引違い網戸です。

結露も結構されるサッシの様子。下レールの取付方法も結露を考慮して変更。

２面で１時間以内なので予定通りでした。
納品の際に１階でお会いした方も見学となりました。

今週その方へ同様の施工を予定しています。

掃出し窓が全てプリーツになっているこちらのマンション。皆さんお困りとのことで、後日ポスティングでもと思っています。

中野区上鷺宮。
千川通りはすっかり夏の街路樹に変身。

ほとんど練馬区の富士見台ですが、駅裏は中野区なんですよね。

この周辺には何度来たかわからない。そう言えば富士見台の駅も綺麗になりましたね。

よく行った牛角も雨の日サービスのメールがうざかった記憶がある。
ここから大好きな大勝軒のお店も近い。

記憶が蘇る富士見台の風景や暑かった貫井の真夏日の夜も懐かしい。

練馬って暑くて寒い場所ですよね。
いつの間にかあのファミレスもなくなってたな。

多忙の毎日ですっかりブログもご無沙汰して１週間が経ちました。

先週末から本格的に蒸し暑さも激しくなり、網戸のご要望もほとんどシーズン中と同じ位のオーダーをいただいております。

早くも土日対応が２週間待ちになりつつある今週はやっぱり高層マンションへの訪問が激増中。

南烏山のマンションです。先週の週末にお取付けのお客様は１週間前に先に掃出し窓と腰窓に持出し網戸を納品していましたが、別納のキッチンとお風呂の横すべり出し窓用、横引きロール小窓用を納めさせていただきました。

 お風呂場の横すべり出し窓に取り付けた横引きロール網戸小窓用です。

 浴室は当然水回り。防水のシールは必須です。
止めビスはシールで納めました。

プリーツ網戸と異なり横引きのロール網戸はお掃除もし易く、何より網の張替ができるのがポイントです。

プリーツは掃除もできないし破れたら全部交換ですから。

４シーズン目でついにご提供を終息しました。

５月８日の納品を最終ご提供として高層マンション専用網戸タイプIIの旧タイプを終息しました。

元々ワールドシティータワーズとここシティタワー品川向けに開発した専用網戸。

サッシタイプも旧タイプとなった今シーズンで４年目でした。
受注生産での受け付けもメーカー部材対応も難しくなったため今回の判断になりました。

以降の対応は横引きロール網戸への移行もしくは新タイプの一部仕様変更で対応の見込みです。
シーズン前での判断でしたが、多分例年の傾向ですとご注文もあるかと思いますが、外側への引違い網戸はこと高層マンションでは難しい問題です。

新しく竣工される高層マンションでは全室網戸なしが基本になりつつありますね。
当ブログに登場する高層マンションの取付け例もほぼ横引きロールになって行きます。

巷ではGWも多分終わりなんだろう。
皆さんはどんなGWだったのでしょうか。

例年海外脱出組が渡島徒党を組んで出ていくが、今年はいつものGWと違ったようだ。
国内旅行を敬遠傾向にあったここ数年。震災の影響もあって温泉なども全くの異常事態と報道されてた４月下旬から、自粛から消費へ転じた数日の行動。
駆け込み需要で行楽地にも人出が。

海外へ行くなら東北でお金を使おうと考えた人々も多かったのだろう。

震災から時間が経過して、薄れて欲しくない民の心。日本人だからこそ感じ得る大和民族の素晴らしさ。海外の報道でも日本人のまじめさは、自国では考えられないと言われるくらい。普通なら暴動や略奪だって起きたって不思議じゃない異常な状況でも、日本人の素晴らしさを認識するには十分過ぎた出来事だった。

被災地の状況や避難所生活を余儀なくされている人々にとって、今までの当り前でごく普通だった事柄は、どんなに幸せだったかを思わずにはいられないことだと思う。
普通を嫌い皆と同じが嫌で劇的でノーマルではない世界に幸せを感じていた人にとっても、実はごく普通のことが本当は一番の幸せ。

東北地方がごく普通の世界に戻るには数年、いや１０年以上の長い時間が必要だと思う。
誰も触れることができない原発事故のこの先１０年以上かかる後始末に待つ事実。普通に戻れないこともわかっている地元の人々。
乗り越えられない試練を与えないのなら、我慢強い東北人なら乗り越えられると思ったのだろうか。

忘れてはいけない。
普通ってことは皆には当り前なんだろうが、普通って凄いことなんだなって。

皆さんにとっての普通のことが、これからも普通であり続けられることを願います。

首都高速高井戸ランプを降りる。
普段の休日なら渋滞も避けられないのに、GW最終日でもがらがら。

タイミングが良かったのだろうが、件数の多い今日には本当に嬉しかった。

URの住宅に多いタイプのサッシ。定番の持出しになるものの戸当たりのないタイプ。

何でこんな変則的なサッシにするのかいつも不思議に思う。
上のレールも端が切ってあってそれで隙間にいつもスポンジが埋めてある。

こちらの窓は戸当たりもなくモルタルも出っ張ってもいない。仕方なく網戸が抜けていかないように振れ止め金具の取付位置を調整して納める。

普通の業者さんなだら多分気が付かないだろうこんな納まりも馴れたもので現場で金具取付け。
キッチン脇と洋室の腰高窓を含めて４枚取付けです。

この後６件目は杉並区の下見。高円寺南から練馬へ。

最終８件目の下見は埼玉県三郷市。
すっかり遅くなったお昼がこの時間で１７時・・・・
夕飯の時間だろうこんな時間にお弁当を食べている自分に少しだけ頑張れとつぶやく（笑）